ソーシャルシリアスゲーム: 2rot13

Social Serious Game: 2rot13 この作品はフィクションです。実在の人物、団体、事件などには関係ありません。

物語の始まり、世界の終わり

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腕はどこまでも伸びる。手はどこまでも拡大する。なるほど、こういう感覚なんだな、と思う。それは、センサと神経フィードバックで擬似的に作られたものとは思えないくらい自然に私の手で、失ったものと引き換えにどれだけ凄まじいものを手に入れたのかということを私に存分に理解させる。

私は世界を撫でる。私は世界を視る。指で点字を撫でるように、彫刻を撫でるように。しかしそこには色があり、腕の長さという限界がない。そこには私の脳を超えた世界の認識があり、忘却がない。

この作品はフィクションです。実在の人物、団体、事件などには関係ありません。