ソーシャルシリアスゲーム: 2rot13

Social Serious Game: 2rot13 この作品はフィクションです。実在の人物、団体、事件などには関係ありません。

ゲームの箱(グラフィティ) - W███████a

ゲームの箱(グラフィティ)

ゲームの箱は、ニューヨーク及びパリ、台北ハノイ、ロンドン、東京の建造物に製作されたグラフィティ、物語。作者は不明。それが何であるかはわかっていないが、それが何ではないのかは、参加者によって多くの分野で調べられている。例えば、企業の公告でも、公共事業でもない。作品にタイトルはついておらず、「ゲームの箱」という名称は通称である。グラフィティに分類したが、作品はキャンバスに描かれ壁に貼られており、強化ガラスのケースで覆われている。

作品の概要

ゲームの箱は最初ニューヨークに設置され、その後、前述の各都市に設置されている。以下、特に記載がなければ全てのエディションに共通の内容である。

ガラスケースを開けて確認した人間はいないためあくまで観察の結果だが、作品はキャンバスに、世界で最も黒い物質を使用した塗料と再規制反射材を使用して描かれている。そのキャンバスが壁に貼られており、一回り大きい強化ガラスのケースで覆われている。絵の全体は、離れて見るとただの直方体に見えるので、ゲームの箱と呼ばれるようになった。他に、箱のゲーム、モノリスロゼッタストーンと呼ばれることもある。

ゲームの箱は、単なる絵ではなく、物語と、謎を解くという二つの要素で構成されている。

物語

ゲームの箱には1人の人間が朝起きてから世界が終わるまでの物語が描かれている。ただしその内容は、後述の「謎を解く」という行為によって、各人の認識は変化する。

謎を解くゲーム

以下の全てのルールに関しては、絵画に明示的に書かれているわけではなく、参加者がゲームを進めるにあたって分析したルールである。

全体としてはいわゆる「謎解き」ではないが、一部に類似する部分が存在する。参加者は、保守と革新に分かれる。負けると、そのチームの世界が終わる。最初にゲームをクリアした参加者には、箱のゲームの所有権が与えられる。

参加者がゲームを進めるためにできることは「知ること」である。知るために、情報を発信したり、計算したり、暗号を解く必要があるが、全ての目的はあくまで「知る」ためである。知ったことの総量がすなわちその参加者にとっての世界となり、ゲームに負けるとそれが全て失われるというストーリーとなっている。

単なるなぞなぞやパズルではなく、物語の不足を補いその謎を解いていくというゲームとなる。その為、鑑賞者は絵の前でメモを取り、計算し、ウェブで情報を調べ、更には発信するという行為を行う。この性質により、ニューヨークでは一時、設置された建造物からセントラルパークまで行列ができ、セントラルパークのベンチはスマートフォンを覗く人々や計算をする人々で埋まり、ホットドッグが猛烈に売れた。現時点でも大半の謎が解かれていない。ゲームの箱の提示する謎を理解するためには、現在進行形で進む出来事が関係しており、ブログなどでの個人の投稿なども必要となる。そのため、ヒントが出揃うのがいつになるかすら、誰にも分かっていない。

絵画としての評価

絵は超絶技巧で描かれており、極めて緻密な描写が、およそ2メートル四方のキャンバスを埋め尽くしている。そのため、一般的な絵画と比較して、撮影してモニタで鑑賞するということが困難である。一般的なカメラで全体を収めると、ただの黒い直方体となる。美術品用のカメラを使用して、8kの2メートル四方のモニタで表示すれば一応鑑賞はできるが、それでも解像度は足りず、当然、塗料による立体的な感覚も得られない。

グラフィティとしての分類

一般に、グラフィティは、スプレーや塗料で壁に直接描かれるが、それ以外にも、紙に印刷したり描いたりしたものを接着剤で貼り付けるという手法があり、ゲームの箱も同様の手法として捉えることができる。
また、ゲームの箱が設置されたのち2週間ほどで、建造物の周囲数百メートルのグラフィティが全て消され、ゲームの箱に向けた矢印が描かれた。これは、ゲームの箱に向けた敬意であると言われている。ゲームの箱の知名度が上がってからは元のようにグラフィティが描かれるようになったが、一部の矢印は今でも確認することができる。

設置の経緯

****年、ニューヨーク・マンハッタン5番街の███████ビルに、ゲームの箱は製作された。キャンバスの貼り付け、ガラスケースの設置を行った人物は不明である。ビルのオーナーの依頼で設置したわけではなく、何らかの宣伝でもないため、目的は不明である。ただし、██████████紙の取材によると、オーナーには契約金が支払われており許可は取られている。契約の内容により、契約を行った相手については公表されていない。ビルのオーナーの依頼で作成したものではないというのは、ゲームの箱設置がビルのオーナーに何の利益ももたらさないことから明確で、設置されたビルは客寄せが必要な店舗ではなく、単なる倉庫である。このことより、通常のグラフィティ同様、単なるストリートアートの手の込んだものであると考えられている。

各都市のエディションについて

この作品はフィクションです。実在の人物、団体、事件などには関係ありません。