ソーシャルシリアスゲーム: 2rot13

Social Serious Game: 2rot13 この作品はフィクションです。実在の人物、団体、事件などには関係ありません。

僕は恋に落ちた。

僕は恋に落ちた。相手がどんな人物であるかは大した問題ではない。実際のところ、僕はこれまでの人生で何百回も恋に落ちていて、その相手は黒髪の小柄な年下のバイトの先輩だったり、クラブで声をかけた金髪で耳の軟骨にピアスをいくつも空けた処女だったり…

ゲームの箱(グラフィティ) - W███████a

ゲームの箱(グラフィティ) ゲームの箱は、ニューヨーク及びパリ、台北、ハノイ、ロンドン、東京の建造物に製作されたグラフィティ、物語。作者は不明。それが何であるかはわかっていないが、それが何ではないのかは、参加者によって多くの分野で調べられて…

事実はただそれだけで強い

ものすごく売れているバンドが歌詞の中で枕営業をほのめかしていた。聴いたときは結構センセーショナルだと思ったんだけど、実際のところ、それは抽象化されてしまっていて力がない。そういう話もあるのね、で終わる。 芸能に関わる仕事に限らず、枕営業とい…

そして到来する世界の終わり

そして、世界は終わった。世界が終わったという言葉の意味は、世界をどう定義するかによるだろう。しかし実際のところあらゆる意味で世界は終わった。これは如何にして世界が終わるに至ったかという物語であり、終わった世界において単に全く無意味な行為だ。…

Table 2. エーテルの比較

一般的なエーテルと『ラボ』のエーテルについてTable 2で比較する. Table 2. エーテルの比較 公開されているエーテル『ラボ』のエーテル ライセンスOSS(ディストリビューションにより違いがある)アメリカ合衆国軍事機密 インプット筋肉の電圧をセンサで取得…

Fig. 1. 『感覚脳関門』のGoogleでの検索結果

『感覚脳関門』の語の新規性について、Googleの検索結果で確認する(Fig.1). Fig. 1. 『感覚脳関門』のGoogleでの検索結果 Google. Available at: <www.google.co.jp> [Accessed 29 March 2017].</www.google.co.jp>

Table 1. 血液脳関門と感覚脳関門の比較

血液脳関門と感覚脳関門についてTable 1で比較する. Table 1. 血液脳関門と感覚脳関門の比較 血液脳関門感覚脳関門 関門の位置血液と脳の組織液の間神経とニューロンの間 正常な物質グルコース通常の感覚の情報 古代からのハッキングアルコール芸術 現代のハ…

ソーシャルシリアスゲーム

悪くないゲームだ。正直、1000万ドルくらいなら支払ってもいいくらい、魅力的なゲームだ。 ソーシャルシリアスゲーム。 まさにその通り。でも、多分、彼の考えているゲームと私の考えているゲームは違う。楽しんで、と彼は言った。もちろん、私はそうするつ…

汝は人間なりや?

目先の問題を考える。 私は、これまでずっと一緒だった手首から先を失う手術を受けながら、目先の問題について考えている。 『絵が生まれたのがxxxx年だというのは何故分かったのか』 何故分かったのか。彼の言ったことを事実だと仮定するなら、ここには二つ…

世界観

① 子供の頃、宗教というのは、混沌や無知で満ちた箱の穴から真理を覗くものだと思っていた。それは宇宙を知るのと同様に、自分を含む世界の成り立ちを知りたいという欲求だ。 ② 大人になって理解した宗教というのは、世界が虚無であるから自分で箱をかぶって…

ソーシャルシリアスゲーム

「感覚脳関門へのハッキングでは、フィードバックを計測しながら数日間かけて、例えば、右目と左目には別の入力を行っている。人間の感覚というのは、原始から常に入力され続けているから、血液脳関門よりさらに強固な関門が進化によって備わっている。そう…

感覚脳関門をハックしてもたらされる変化 2

「二つ目は、安定だ。安定に対する拒否をキャンセルする」 例のウイルスと同じですね。 「その通り。というか、一つ目も同じなんだ。どういう順番で説明すればわかりやすいのか分からないんだけど、それをウイルスと表現したのには理由があるし、我々のラボ…

感覚脳関門をハックしてもたらされる変化 1

「我々のラボで、感覚脳関門をハックしもたらされる変化は、二つある」 「一つ目は、エーテルに接続した際に、ハック済みの人間は一つの群知能として振舞うようになる」 そのエーテルは、 「うん」 そのエーテルは、公開されているエーテルですか、公開され…

ソーシャルシリアスゲーム

私の父親は大学で冒険部に所属していた。父親の時代にも既に人類未踏の地なんてほとんどなかったから、そういう意味での本当の冒険なんて地球上にはもう残っていなかった。その結果、挑戦というのは自分の体力だったり、或いはものすごく恵まれている人は、…

義務教育で必要なのは数学と英語だけ。あとは余力。

私は、割と頭のいいほうだと思っているけれど、このごく狭い世界でも一番ではない。多分、高校卒業まで、全ての教科で9割の成績をとることは可能だろう。ある学年までは、全ての教科で100点を取ることも可能かもしれない。これまではそれでいいと思っていた…

明るい人生設計

何もかもがうまく行って、人間の形をした人間じゃないものはとりあえず目の届く範囲からはいなくなった。今、私は彼女と渡り合うことはできない。生き物としてのランクがあまりにも違いすぎるし、人間としての力もまるで違う。人間とヒグマくらい違う。その…

ソーシャルシリアスゲーム

およそそあらゆる僕が悩んできたことや考えていることの全ては、文書になって、ともすれば著名な書籍になっているし、それは何度も繰り返される。素晴らしい物語というのは永遠であってもいい気がするけれど、そうではないのは時代性というものだろう。例え…

「フェネックやめるのだ!」って、ターちゃんだと思ってた。ジャングルだし。

「フェネックやめるのだ!」って、ターちゃんだと思ってた。ジャングルだし。誰でも考えそうだなと思って検索したけれど、意外に見つからなかった。世代なんだろうか。そうでもないような気がするけれど。 僕の本棚には馬鹿みたいに沢山の本が並んでいて、そ…

さよなら平和

川久保大道 原子力発電所のメルトダウン ****年*月、████大震災により、██████第一原子力発電所1号機がメルトダウンした。その後しばらく経過してから、人間が立ち入ることのできない設備に対しロボットが投入されたが、有意な結果をあげることができなかっ…

さよなら科学

川久保大道 大学院退学と、アメリカ移住 川久保が大学院を退学し、アメリカへ移住するきっかけとなったのは、二つの出来事による。 論文のオーサーシップ 川久保は研究室で、エーテルを中心としたインターフェースの研究を行っていた。川久保はその分野にお…

川久保大道 - W███████a

川久保大道 川久保大道(かわくぼ ひろみち、****年**月**日 - )は、日本出身、アメリカ国籍のロボット製作者。ロボット制御インターフェース「エーテル」を開発したことで知られる。N█SA所属。 来歴 東京都出身。父親は会社員だったが古い車やオートバイを…

性同一性障害と解離性同一性障害、障害がフィクションに登場すること、尊重と好奇心

私が今まで目にした最も不毛な議論は、プロジェクトマネジメントの現場ではなく、グランドセントラルステーション近くのカフェで行われていた。カフェといってもスターバックスではなくて、フランス語のメニューが出る、安全で、快適で、ほとんど会員制の店…

血液脳関門と感覚脳関門、古代人類と現代人類、アルコールと抗うつ薬、芸術と

「芸術の頂点ともいえる君にこんなことを質問するのは、失礼なのかふさわしいのかわからないけれど」 確かに、ある意味では頂点だったのかもしれませんね。 「だった」 目が見えなくなるまでは。今は何の価値もないただの美しい女性ですよ。 「人間の価値に…

高橋花 - W███████a - 存在する作品の総額

高橋 花 存在する作品の総額 前述の通り、存在する作品の総額は********ドルで、全ての芸術家の中で二位、存命の芸術家としては一位だが、これには失明が大きく関係している。花は**歳で失明し作品を作ることができなくなったが、そのことで死亡した画家と同…

ドーナッツ

ふと思い立って人を殺すなら、包丁がベストだ。比較的手に入りやすくて、刃に幅があるから十分に殺傷能力がある。小さめの出刃包丁か、牛刀がいい。手に入るなら、拳銃でもいい。ボロニウムやVXガスが手に入るならもちろんそのほうがいいけれども、その殺人…

ここには二つの可能性がある

ここには二つの可能性がある。 1.私は極めて評価の高い画家で、失明している。 私は新興宗教団体の教祖である母親と、画商である父親の間に生まれた。二人は婚姻関係にない。6歳まで、教団施設内で起床から睡眠まで宗教画を描きつづけて育った。母親が殺害…

事実は、助けてくれないし、食べさせてくれない

私は父親が教えてくれたことを反芻する。 私は完全に自由だ。 私は父親が教えてくれなかったことを考える。 完全な自由は、完全な虚無と隣り合わせだ。 宇宙に出たことのない時代があって、どうやって人が生まれるのかわからない時代があって、何故人は病気…

あらゆる物事のなかで、一番大切なこと

あらゆる物事のなかで、一番大切なこと。 宇宙ができ、地球ができ、物質が変化し、最初の生き物ができた。 単純な生き物は、増える過程でランダムに変化し、その環境に適応したものが残って更に増えた。 ずっと繰り返して、人間になった。 そして、私が生ま…

エーテルは、ロボットのコントローラーではない

「僕がこれからあなたにインストールするエーテルは一般に使われているロボットや重機のコントローラではない。NA█Aで使われているものでもない。あんなのも、一般用と対して変わらない。そもそも僕は、NA█Aに所属してもいないし、現行のエーテルをテレビで…

エーテル - W███████a

エーテル エーテルは川久保大道が開発したロボット操作用インターフェースである。OSS版が公開されており有志によってメンテナンスされている他、川久保の所属するN█SAでも利用されている。 概要 腕に装着した生体電位センサから取得したデータを、深層学習…

この作品はフィクションです。実在の人物、団体、事件などには関係ありません。